「思ったよりあったかいんだな。」
一体誰に問いかけているのか、男はもう2時間も前から身動きが取れなくなっていた。
「分からないものだな、人生なんて。」
実際によく分かってはいない、ただ言葉にしただけだった。
吐息が凍るようだったが、男にはそれすら分からない。感覚が男にもう何も伝えなくなっていた。
「あともう少しで年が明けるってのに、まったく大したもんだよ、あんたって奴は!」
眼光の鋭い中年男の眼光の鋭さに誰も気づかなかった。
彼はサングラスのふちを軽く押し上げてから、まぐ助をじっと見つめた。
お友達 | 種別 | 近況 |
---|---|---|
たら助 | 鱈 | ところどころにいる |
まぐ助 | 鮪 | 記憶をなくしていた |
うさ吉 | 兎 | またとない機会と睨んでいる |
to be continued…
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