~ うさ吉という男 ~
真っ暗な空の中で、ところどころに輝く星が美しい。
しかし目を落とすと、そこにはもう何もないのではないか?という気になるほど、ただただ黒い闇がどこまでも広がっていた。
「何も見えやしない。」
そう呟く男の手は、まるで○○○○のように真っ赤に染まっていた。
波の音がかすかに聞こえる。
「来た道より、行く道だろ?」
「あともう少しなんだろ?」
よく言ったもんだ。言うのは簡単だ。
男はゆっくりと目を開き、そして何気なく眼玉を拾い上げてから、そこから歩き出した。振り返らなかった。
男の瞳(め)は、彼のその手よりも赤かった。
お友達 | 種別 | 近況 |
---|---|---|
たら助 | 鱈 | ところどころにいる |
まぐ助 | 鮪 | 記憶をなくしていた |
うさ吉 | 兎 | またとない機会と睨んでいる |
to be continued…
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